日経レバが急落で1万5000円台攻防に、信用倍率6.4倍で個人の投げ誘発
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が急落、一時1000円近い下げで1万5000円台を一気に割り込む場面があった。その後は大台ラインで売り買いを交錯させている。日経平均株価に連動するETFで、上げも下げも日経平均の変動率の2倍に基本設定されていることで、全体相場のボラティリティが高まる場面では個人投資家の短期筋の売買が活発化する傾向が強い。きょうは、前週末の米国株急落を受けて全体相場は波乱展開を余儀なくされており、日経平均は2万8000円トビ台まで売り込まれる形となった。日経レバはここ売り買いともに手仕舞いが進み、いずれも残高を減少させる傾向をみせていたが、信用倍率は6.4倍と大幅に買い長の状況に変わりなく、足もとでは個人投資家の投げを誘う状況となった。
出所:MINKABU PRESS
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