アウトソーシングが6%高、M&A戦略評価で切り返し急
アウトソーシング<2427>が一時6%高に買われ、8日ぶりに大きく切り返してきた。工場の生産ライン向けを主力に技術系人材派遣ビジネスを展開、コロナ禍にあっても需要は堅調で足もとの業績は底堅く推移している。20年12月期は営業利益段階で前の期比11%減と2ケタ減益の見通しながら株価には織り込まれており、21年12月期は売上の半分を占める海外向けが牽引し急回復が有力視されている。積極的なM&A戦略が評価されており、直近では、製造業向け人材サービスを手掛けるエス・エス産業(愛知県小牧市)の全株式を取得し子会社化することを発表、これによる業容拡大効果を材料視する買いを呼び込む形となった。
出所:MINKABU PRESS
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