大有機が急落、20年11月期営業利益及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感強まる
大阪有機化学工業<4187>が急落している。前週末2日の取引終了後、20年11月期の連結業績予想について、営業利益を37億円から43億円(前期比17.4%増)へ、純利益を26億6000万円から31億4000万円(同3.5%増)へ上方修正したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
新型コロナウイルス感染症の影響で、化成品事業の自動車塗料用や印刷インキ用の販売が低迷していることから、売上高は296億4300万円から278億9000万円(同2.6%減)へ下方修正した。ただ、半導体材料を中心に電子材料事業の販売が好調に推移していることが利益を押し上げる見通しだ。
また、業績予想の修正に伴い、従来20円を予定していた期末配当を3円増額して23円にするとあわせて発表した。年間配当は46円(従来予想43円)となり、前期実績に対しては6円の増配となる予定だ。
出所:MINKABU PRESS
新型コロナウイルス感染症の影響で、化成品事業の自動車塗料用や印刷インキ用の販売が低迷していることから、売上高は296億4300万円から278億9000万円(同2.6%減)へ下方修正した。ただ、半導体材料を中心に電子材料事業の販売が好調に推移していることが利益を押し上げる見通しだ。
また、業績予想の修正に伴い、従来20円を予定していた期末配当を3円増額して23円にするとあわせて発表した。年間配当は46円(従来予想43円)となり、前期実績に対しては6円の増配となる予定だ。
出所:MINKABU PRESS