阿波製紙は一時S高、CNF混抄紙を用いた自動車用成形品が東京モーターショーで紹介
阿波製紙<3896>は続急伸し一時、ストップ高の507円に買われている。同社は16日、同社のセルロースナノファイバー(CNF)混抄紙を用いた自動車用成形品が、10月24日から11月4日に東京ビックサイト(東京都江東区)で開催された「東京モーターショー2019」の環境省NCV(ナノ・セルロース・ビークル)プロジェクトブースで展示されたと発表しており、これが好感されている。
NCVプロジェクト(ナノ・セルロース・ビークル・プロジェクト)は、16年10月にスタートした、CNFを活用した自動車の軽量化を目指すプロジェクトで、22の大学や研究機関、企業が参加するプロジェクト。目標を共有し、具現化に向けCNFを活用した材料、部材、自動車部品等の製品開発、及び各段階の性能評価、CO2削減効果の評価・検証を行っています。今回、同社では、同プロジェクトの参画研究機関・企業である金沢工業大学・トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(横浜市港北区)に混抄紙を提供し、展示品の車用エンジンフードやフロア材料の一部に使用されたとしている。
出所:MINKABU PRESS
NCVプロジェクト(ナノ・セルロース・ビークル・プロジェクト)は、16年10月にスタートした、CNFを活用した自動車の軽量化を目指すプロジェクトで、22の大学や研究機関、企業が参加するプロジェクト。目標を共有し、具現化に向けCNFを活用した材料、部材、自動車部品等の製品開発、及び各段階の性能評価、CO2削減効果の評価・検証を行っています。今回、同社では、同プロジェクトの参画研究機関・企業である金沢工業大学・トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(横浜市港北区)に混抄紙を提供し、展示品の車用エンジンフードやフロア材料の一部に使用されたとしている。
出所:MINKABU PRESS