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6081 アライドアーキテクツ

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アライドアーキテクツ---3Qは先行投資。業績予想修正も海外事業の単月黒字が射程に。4Qは営業黒字を回復、来期成長期待


アライドアーキテクツ<6081>は14日、2019年12月期第3四半期(19年1~9月累計)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.2%減の30.46億円となったが、Creaditsの海外SNS広告事業中止による売上高減少(4.35億円)の影響を除くと、連結売上高は前年同期比15.2%増加し、国内事業の売上高合計(連結取引相殺前)は、前年同期比で13.0%の増加となった。
売上総利益は前年同期比9.4%増の13.69 億円、営業損失は1.06億円(前年同期は0.14億円の損失)となったが、営業損失のうち海外事業が1.62億円(前年同期は1.15億円の損失)の営業損失となっている。
経常損失は1.30億円(前年同期は2.33億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1.57億円(前期は3.09億円の損失)となった。

国内事業は、サブスクリプション型プロダクトを中心に売上高が順調に増加し、売上総利益も13.0%増加した。ファンリレーションシップデザイン事業においては、マーケティング活動を強化したことにより、リード数や商談数が前四半期比で大幅に増加し、第4四半期以降の受注増加につながる見込み。また、中華圏向けの越境EC及びインバウンドプロモーション事業は、独自プロダクトである「チャイナタッチ」とインフルエンサーマーケティングの組み合わせによる大型案件が順調に増加し、売上総利益は前年同期比2.5倍となった。
一方、海外事業のクリエイティブプラットフォーム事業は、営業損失となったものの、CREADITSRのサブスクリプション売上高が大幅に伸長し、12月の月額売上高は期初の約3倍となる見通しとなり、単月黒字が射程圏内となった。来期以降の利益貢献のための事業基盤が整ったものとみられる。

2019年12月通期の業績予想については、売上高が前期比1.2%減の41.61億円、営業損失が1.03億円、経常損失が1.36億円、親会社株主に帰属する当期純損失1.92億円とし当初予想を下方修正したが、第4四半期では連結営業黒字回復を視野に入れている。

《SF》

 提供:フィスコ

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