ソフトバンクグループが大幅安、アームの取引停止思惑とスプリント合併への障害も
ソフトバンクグループ<9984>が大幅安で4%を超える下げとなった。売買代金は東証1部上場企業のなかでトップとなっている。市場では、「傘下の英半導体設計大手のアームにファーウェイとの取引停止の思惑が浮上していることが嫌気されている。これに加えて、ロイターが22日、同社傘下の米携帯スプリントとTモバイルUSの合併計画について米司法省の担当者が阻止するように省内で提言したと報じたことで、前日の米国株市場でスプリント株が急落したことなども影響している」(国内ネット証券アナリスト)としている。ファーウェイ問題はソフトバンクにとってもデメリットが大きい。また、スプリントとTモバイル両社の合併は、これまでに米連邦通信委員会(FCC)が承認する意向を表明したことが伝わるなど実現に向けて期待が高まっていただけに、今回の報道はネガティブ材料としてインパクトをもたらせている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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