ぐるなびは営業赤字見通しを嫌気し年初来安値を更新、楽天との資本・業務提携強化に向け協議開始
ぐるなび<2440>は6日続落し年初来安値を更新。13日の取引終了後に発表した19年3月期連結決算が、売上高327億2800万円(前の期比9.7%減)、営業利益12億1600万円(同74.4%減)、純利益5億8100万円(同81.8%減)となり、続く20年3月期予想も、売上高308億円(前期比5.9%減)、営業損益35億円の赤字、最終損益35億5000万円の赤字を見込んでいることが嫌気されている。今期は、経営資源の集中や収益体質の強化に取り組むため、ネット予約利用促進費用などが膨らむ見通しだ。
同時に、楽天<4755>との資本・業務提携の強化に向けた協議を開始すると発表した。両社は18年7月に資本・業務提携契約を締結し、同年8月にぐるなび株の9.60%を楽天が取得したが、両社が収集・蓄積したデータの相互活用やぐるなびブランドの価値向上など業務提携を強力に推進するために、資本提携の強化と楽天によるぐるなびへの役員派遣などを実施するとしている。資本提携の強化では、楽天がぐるなびの滝久雄会長が保有するぐるなび株の一部を取得し、出資比率を15%程度に高める予定としているが、具体的な取得株数や取得方法、時期などは現時点では未定としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
同時に、楽天<4755>との資本・業務提携の強化に向けた協議を開始すると発表した。両社は18年7月に資本・業務提携契約を締結し、同年8月にぐるなび株の9.60%を楽天が取得したが、両社が収集・蓄積したデータの相互活用やぐるなびブランドの価値向上など業務提携を強力に推進するために、資本提携の強化と楽天によるぐるなびへの役員派遣などを実施するとしている。資本提携の強化では、楽天がぐるなびの滝久雄会長が保有するぐるなび株の一部を取得し、出資比率を15%程度に高める予定としているが、具体的な取得株数や取得方法、時期などは現時点では未定としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)