船井電機がマドを開け大幅高、今期最終損益が一転黒字予想でポジティブサプライズ
船井電機<6839>はマドを開けて大幅高、10月は大幅な調整をみせたが、動きを一変させ25日移動平均線とのマイナスカイ離を一気に解消した。同社は低価格主体の家電メーカーでOEM事業も展開、米ウォルマートの連携が強く北米での売り上げを主力としている。5日取引終了後に19年3月期の連結業績予想の修正を発表、売上高を1030億円から1050億円(前期比19.3%減)へ増額する一方、最終損益は7億円の赤字から12億円の黒字(前期247億900万円の赤字)へ上方修正しており、これがポジティブサプライズとなった。為替のドル高・円安による差益に加え、主要製品である液晶テレビの液晶パネルなどの部材価格低下メリット、不採算製品の販売見直し、販管費削減効果などが利益増額の背景にある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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