東エレクは４日続伸、米半導体関連軒並み高で買い優勢も決算前に思惑錯綜

　東京エレクトロン<8035>は４日続伸と戻り歩調を強めている。前日の米国株市場ではエヌビディアが１０％近い急伸をみせたほか、インテルも５％超の上昇をみせるなど半導体関連株が際立って強い動きをみせ、全体相場を牽引した。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数（ＳＯＸ指数）も４％を上回る上昇となった。この流れが東京市場にも波及している。ただ、きょうはアドバンテスト<6857>が続急伸となる一方、ＳＣＲＥＥＮホールディングス<7735>が軟調な展開をみせるなど、決算発表を受けて個別に明暗が分かれており、関連銘柄への投資に慎重な動きも観測される。東エレクはきょう決算発表を控えており、これを見極めたいという思惑を同社株の上値の重さが代弁している。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）