地域新聞社が4連続ストップ高、セーラー広告やピーエイにも物色人気波及
地域新聞社<2164>が4連続ストップ高でカイ気配に張りついている。千葉県を中心に首都圏で無料情報誌を発行しているが業績は低迷、17年8月期は1億5200万円の営業赤字と損益は水面下の推移が続いている。市場では「一部で買収思惑などがハヤされているが、うわさの範囲にとどまっている。ストップ高を連発した後でも時価総額はまだ30億円強に過ぎず、浮動株比率の低さも際立っていることでマネーゲームの対象となっている。ただ、個人投資家の参戦も限定的であり閉ざされた空間での急騰劇という印象」(国内ネット証券)という。主力株が下値を探るなか、全体相場の手詰まり感を反映しているともいえるが、きょうは業態の近いセーラー広告<2156>がこれに誘発されてストップ高、ピーエイ<4766>も急動意をみせるなど、横に波及する動きをみせている。このほかではアルバイトタイムス<2341>なども商いを膨らませているが値動きは重い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)