トヨタ自動車<
7203>、ホンダ<
7267>が売り気配スタートとなるなど自動車株が総じて売られる展開。前日の米国株市場では、米中貿易摩擦が激化するとの懸念からNYダウが700ドルを超える下げをみせ、このリスク回避の売りが東京市場にも及んでいる。また、外国為替市場ではリスクオフの流れのなか1ドル=105円台を大きく割り込む円高に振れており、これが外需セクターにとっては輸出採算悪化の懸念につながっている。特に為替感応度の高い自動車株にとって業績に対するデメリットは大きく、来期収益見通しに対する懸念から足もとは見切り売りがかさむ展開にある。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)