スターティア---3Qは売上高2ケタ増、損失から黒字に転換、各セグメントが順調に推移
スターティア<3393>は10日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.0%増の80.91億円、営業利益が2.80億円(前年同期は0.51億円の損失)、経常利益が2.93億円(同0.17億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が同352.6%増の4.82億円だった。
デジタルマーケティング関連事業の売上高は前年同期比3.1%増の13.16億円、セグメント利益(営業利益)は0.76億円(前年同期は0.71億円の損失)となった。当四半期ではとくにウェブプロモーションに関するコンサルティングの受注が伸びたことや、ネット広告のバリエーションを増やしたことによって、ストック収益が堅調に推移している。
ITインフラ関連事業の売上高は同11.4%増の67.73億円、セグメント利益(営業利益)は同356.8%増の2.22億円となった。顧客にとって望ましい体制、仕組みである「カスタマー1st」では、顧客企業が成長するためのIT化を推進しており、顧客に密着した商品やサービス提供をするために専任担当制を敷いて活動をしてきた。MFP(マルチファンクションプリンター)、NW(ネットワーク)機器関連が収益に貢献した
2018年3月期通期については、売上高が前期比7.0%増の110.00億円、営業利益が同1.7%増の2.70億円、経常利益が同5.5%減の2.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が4.15億円とする17年12月公表の業績予想を据え置いている。
《TN》
提供:フィスコ