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4974 タカラバイオ

東証P
1,086円
前日比
+33
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PTS
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時価総額 1,308億円
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タカラバイオが大幅続伸、大塚製薬に腫瘍溶解性ウイルスHF10の開発・販売権を譲渡

 タカラバイオ<4974>が大幅続伸。15日の取引終了後、大塚ホールディングス<4578>傘下の大塚製薬と、腫瘍溶解性ウイルス「HF10」の国内における開発・販売に関する独占的ライセンス契約を締結したと発表しており、開発加速を期待した買いが入っている。

 「HF10」は現在、日本国内では悪性黒色腫(メラノーマ)を対象とした第1相臨床試験、米国では第2相臨床試験を実施している。今回の開発・販売権の譲渡により両社は、すい臓がんなどのがん腫を対象に、「HF10」を再生医療等製品として上市することを目指して開発を進める方針で、タカラバイオは大塚製薬から契約一時金および開発の進捗に応じたマイルストーン達成金(最大約30億円)を受け取るほか、上市後は売上高の目標達成に応じた一時金を受け取ることになる。

 また、あわせて、米子会社を通じて研究用試薬の製造・販売を行う米ルビコン・ゲノミクス社(ミシガン州)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。取得価額は総額で7500万ドル(約86億円)に上る予定。ルビコン社は、独自の超微量DNAサンプル解析用調製技術を有していることから、タカラバイオの持つ超微量核酸サンプル解析調製技術と、さらに来年3月買収予定の米ウェファージェン・バイオシステムズの次世代シーケンス解析用前処理システム(装置)が補完的に組み合わさることで、超微量核酸サンプル解析領域でより幅広い製品・サービスを提供することが可能となるとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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