<注目銘柄>=わらべや日洋HD、セブン出店増で業績拡大続く
和菓子やチルド弁当の開発強化
わらべや日洋ホールディングス<2918>は、10月31日につけた年初来高値2562円更新に向けて再騰機運を高めている。
同社はセブン‐イレブンを中心に弁当や総菜を納入する中食業界の最大手。足もとは、セブンの店舗増や中食市場の拡大が追い風となっているほか、「もっちり白いレアチーズどら」がヒットするなど、洋菓子のテイストを取り入れた和菓子が好調に推移。一方で米飯が伸び悩んだが、水道光熱費など経費削減効果もあり、8月中間期は経常利益が前年同期比23%増の32億8700万円で着地した。
17年2月期通期業績は、経費削減の進捗に加え、昨年5月稼働した岩手工場の稼働率上昇効果も期待できるため、中間決算発表時に経常利益は期初予想の34億円から39億5000万円(前期比18%増)へ上方修正された。セブンの出店増やヒット商品が相次ぐ和菓子やチルド弁当などの商品開発強化、商品の絞り込みによる採算改善などを考慮すると、18年2月期も増益基調は続くとみられ、それに伴い株価も堅調推移が期待できる。(仁)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
わらべや日洋ホールディングス<2918>は、10月31日につけた年初来高値2562円更新に向けて再騰機運を高めている。
同社はセブン‐イレブンを中心に弁当や総菜を納入する中食業界の最大手。足もとは、セブンの店舗増や中食市場の拡大が追い風となっているほか、「もっちり白いレアチーズどら」がヒットするなど、洋菓子のテイストを取り入れた和菓子が好調に推移。一方で米飯が伸び悩んだが、水道光熱費など経費削減効果もあり、8月中間期は経常利益が前年同期比23%増の32億8700万円で着地した。
17年2月期通期業績は、経費削減の進捗に加え、昨年5月稼働した岩手工場の稼働率上昇効果も期待できるため、中間決算発表時に経常利益は期初予想の34億円から39億5000万円(前期比18%増)へ上方修正された。セブンの出店増やヒット商品が相次ぐ和菓子やチルド弁当などの商品開発強化、商品の絞り込みによる採算改善などを考慮すると、18年2月期も増益基調は続くとみられ、それに伴い株価も堅調推移が期待できる。(仁)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)