三益半導体が上昇加速、3次元NAND特需で8年3カ月ぶり高値圏に突入◇
三益半導体工業<8155>が上昇加速局面に入っている。株価はきょうで4連騰、連日の年初来高値更新となり、時価は2008年9月以来8年3カ月ぶりの高値水準にある。同社株は発行株数3500万株強でそのうち39%を信越化学工業<4063>が保有し、浮動株比率が10%を切るなど品薄感が強い。親会社の信越化は半導体ウエハーの伸びが全体収益を支えている状況で株価も大きく居どころを変えており、つれてウエハーの受託加工や再生事業などを手掛ける同社株の収益機会も拡大している。特に3次元NAND型メモリー特需が追い風となり17年5月期営業利益35億円(前期比1%増益)は増額修正の可能性が高いとみられている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)