タダノが大幅高、輸出比率高く北米インフラ需要と円安の追い風意識
タダノ<6395>が大幅高、一時11%高の1353円まで買われ、東証1部値上がり率上位に食い込んでいる。同社は建設用クレーンでトップクラスのメーカー。インフラ老朽化に対応した点検用の高所作業車などが好調で収益に寄与している。市場では「輸出比率が売り上げの約半分を占めており、トランプ次期米大統領が掲げる大規模インフラ政策でクレーン需要に恩恵が期待できるほか、足もと急速に進む円安進行も収益メリット要因として意識されている」(準大手証券ストラテジスト)という。信用倍率は0.5倍と売り長で株式需給関係の良さも値動きの軽さに反映されているもよう。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)