キヤノンが5日続伸、未定だった今期配当は150円実施
25日、キヤノン <7751> が配当修正を発表。従来未定としていた16年12月期の年間配当は150円(前期は150円)実施する方針としたことが買い材料視された。
今期は円高やレーザープリンターの需要低迷などで3度にわたって下方修正し、連結最終利益は前期比25.1%減の1650億円に落ち込む見通しだが、安定的かつ積極的な株主還元を実現するため、前期の150円配当を維持する。同社は前提為替レートを1ドル=100円としているが、足元の為替相場はトランプ次期米大統領への政策期待から円安・ドル高が急速に進んでおり、通期業績の上振れ期待も高まっている。
株探ニュース
今期は円高やレーザープリンターの需要低迷などで3度にわたって下方修正し、連結最終利益は前期比25.1%減の1650億円に落ち込む見通しだが、安定的かつ積極的な株主還元を実現するため、前期の150円配当を維持する。同社は前提為替レートを1ドル=100円としているが、足元の為替相場はトランプ次期米大統領への政策期待から円安・ドル高が急速に進んでおり、通期業績の上振れ期待も高まっている。
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