村田製が急落で1万4000円台割れ、今期営業利益2000億円に大幅下方修正
村田製作所<6981>が急落し、10月12日以来となる1万4000円台を割れとなった。同社が10月31日取引終了後に発表した17年3月期の連結業績予想の下方修正が市場想定を上回る大きさで、これを嫌気する売りが集中した。
想定為替レートの大幅な見直しや部品の単価下落が利益面に影響を与えている。売上高は1兆2250億円から1兆1150億円(前期比7.9%減)へ、営業利益を2400億円から2000億円(同27.4%減)へ、最終利益を1780億円から1560億円(同23.4%減)へそれぞれ減額しており、下方修正の動き自体は市場で事前に予想されていたものの、営業利益ベースで17%に達する修正幅はネガティブサプライズを呼ぶ格好となった。同日にソニーの電池事業の買収や、ベンチャー企業の買収によりスマートフォン向け基板事業への参入を発表したが、これも株価の下支え材料としては限定的だったようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
最終更新日:2016年11月01日 10時15分
想定為替レートの大幅な見直しや部品の単価下落が利益面に影響を与えている。売上高は1兆2250億円から1兆1150億円(前期比7.9%減)へ、営業利益を2400億円から2000億円(同27.4%減)へ、最終利益を1780億円から1560億円(同23.4%減)へそれぞれ減額しており、下方修正の動き自体は市場で事前に予想されていたものの、営業利益ベースで17%に達する修正幅はネガティブサプライズを呼ぶ格好となった。同日にソニーの電池事業の買収や、ベンチャー企業の買収によりスマートフォン向け基板事業への参入を発表したが、これも株価の下支え材料としては限定的だったようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
最終更新日:2016年11月01日 10時15分