日本ガイシが急反落、がいし海外大口案件の来期への繰り延べなどで17年3月期業績予想を下方修正
日本ガイシ<5333>が急反落し、前引け段階で東証1部の値下がり率3位となっている。前週末28日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を4100億円から3850億円(前期比11.7%減)へ、営業利益を600億円から540億円(同33.2%減)へ、純利益を440億円から330億円(同38.1%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
為替が円高で推移していることに加えて、電力関連事業で、がいしの海外大口案件が来期へ繰り延べされる見込みであることや、エレクトロニクス事業で中国携帯基地局の投資の遅れからセラミックパッケージの需要回復が遅れていることなどが要因としている。なお、下期の前提為替レートは1ドル=100円、1ユーロ=110円としている。
また、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1942億5400万円(前年同期比7.8%減)、営業利益342億6700万円(同17.1%減)、純利益217億1700万円(同21.0%減)だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
為替が円高で推移していることに加えて、電力関連事業で、がいしの海外大口案件が来期へ繰り延べされる見込みであることや、エレクトロニクス事業で中国携帯基地局の投資の遅れからセラミックパッケージの需要回復が遅れていることなどが要因としている。なお、下期の前提為替レートは1ドル=100円、1ユーロ=110円としている。
また、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1942億5400万円(前年同期比7.8%減)、営業利益342億6700万円(同17.1%減)、純利益217億1700万円(同21.0%減)だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)