日水、マルハニチロなど上値指向続く、ロシア関連として株高思惑
日本水産<1332>、マルハニチロ<1333>など水産株が強い動きを続けている。水産はサケ・マスなどの魚価安定が収益基盤に追い風となっているほか、冷凍食品は消費者の外食を控える動きで相対的に売り上げが伸びる状況となっている。また、12月15日にロシアのプーチン大統領が訪日し安倍首相との首脳会談が予定されており、北方領土問題の進展を図るとともに日ロ間の経済協力についても話を進める方向にある。北方領土問題については共同統治案や2島返還を先行させるなどの案が取りざたされているが、仮に進展がみられた場合、水産大手にとって北方への海域が増えるメリットは大きい。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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