竹内製作が6連騰、為替の円安傾向に加え欧州向け需要の拡大期待
竹内製作所<6432>が大幅高で6連騰と気を吐いている。6月24日以来約3カ月半ぶりに1800円台を回復した。同社は欧米を中心に売上高の97%を海外で稼ぐ異色企業。為替の影響は大きいが、足もと1ドル=102円台前半、1ユーロ=114円台半ばと急速な円安が進行していることで、輸出採算悪化懸念が後退している。また、英国のEU離脱を巡る影響は限定的とみられ、見直し機運が優勢となった。16年3~8月期の営業利益は2ケタ減益予想が一転増益で着地したことも買い人気を支える。さらに、欧州では移民の増加が仮設住宅需要の増勢につながり、同社が手掛けるミニショベル需要の拡大思惑も株高要因となっている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)