ダブル・スコープが戻り足加速、リチウムイオン電池関連の中核銘柄として浮上
ダブル・スコープ<6619>が一時5.3%高の1700円まで上昇、底値確認から上値追いを加速させている。26日に1300円台を割り込み年初来安値に売り込まれたものの、そこで悪目出尽くしとなり一気に戻り足に転じている。同社はリチウムイオン電池向けセパレーターを生産するが、構造的な需要創出が期待されている。世界的にエコカー需要が高まるなかで、時流はハイブリッド車よりも二酸化炭素排出量の少ないプラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)の普及促進に向かっており、つれて車載用2次電池を手掛ける企業に市場の関心が高い。同社は税制面で優遇措置などがある韓国に製造拠点を構え、相対的に低コスト生産が可能であり、その優位性に注目が集まっている。
直近では、住友化学<4005>がリチウムイオン電池正極材を生産する田中化学研究所<4080>の第三者割当増資を引き受け連結子会社化することを発表、リチウムイオン電池部材に一段と注力する構えをみせたことから、間接的に同社の株価を刺激する格好となったようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
直近では、住友化学<4005>がリチウムイオン電池正極材を生産する田中化学研究所<4080>の第三者割当増資を引き受け連結子会社化することを発表、リチウムイオン電池部材に一段と注力する構えをみせたことから、間接的に同社の株価を刺激する格好となったようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)