信越化が年初来高値更新、東海東亰がレーティングと目標株価引き上げ
信越化学工業<4063>が反発、一時248円高の7390円まで上値を伸ばし年初来高値を更新した。決算発表を好感され7月27日にマドを開けて買われた後も利益確定の売りをこなし下値切り上げトレンドを継続、信用取り組みは信用倍率0.7倍と売り長で需給関係の良さも値動きを軽くしている。
東海東亰調査センターが17日付で同社のレーティングを「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価も6630円から8680円に上方修正しており、これが買いを後押しした。目標株価算出にあたっては、従来予想は半導体需要の先行き不透明さなどによる業績下方修正懸念からPER20倍を適用したが、その懸念が薄れる一方で、経営環境の不透明感は残ることからレンジの中間値と上限値の中間である PER22.5 倍を適用したとしている。同調査センターでは17年3月期通期の営業利益を前年比11.7%増の2330億円と予想する(会社計画は同 7.9%増益の2250億円)。なお、為替前提は1ドル=105円の前提(会社計画は100円)。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
東海東亰調査センターが17日付で同社のレーティングを「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価も6630円から8680円に上方修正しており、これが買いを後押しした。目標株価算出にあたっては、従来予想は半導体需要の先行き不透明さなどによる業績下方修正懸念からPER20倍を適用したが、その懸念が薄れる一方で、経営環境の不透明感は残ることからレンジの中間値と上限値の中間である PER22.5 倍を適用したとしている。同調査センターでは17年3月期通期の営業利益を前年比11.7%増の2330億円と予想する(会社計画は同 7.9%増益の2250億円)。なお、為替前提は1ドル=105円の前提(会社計画は100円)。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)