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東芝が大幅続伸、引き続き9月中間期業績予想の上方修正を材料視

 東芝<6502>が大幅続伸。前週末12日午後に、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を2兆3500億円から2兆4700億円(前年同期比16.9%減)へ、営業損益を200億円の赤字から300億円の黒字(前年同期904億9200万円の赤字)へ、最終利益を200億円から700億円(前年同期比87.7%増)へ上方修正したことを引き続き好材料視している。

 第1四半期において、データセンター向けなどにメモリ需要が強く、売価下落傾向が鈍化したことや、HDDの売り上げが増加したことなどが寄与。また、早期退職の募集などで人員を削減したのをはじめ、さまざまな構造改革を進めたことも貢献するとしている。

 同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1兆2074億1200万円(前年同期比1.9%減)、営業損益200億6200万円の黒字(前年同期65億4500万円の赤字)、最終損益798億300万円の黒字(同122億7100万円の赤字)となり、14年10~12月期以来、6四半期ぶりに黒字転換した。

 なお、17年3月期通期業績予想は、想定為替レートの見直しなどで、売上高5兆1000億円(前期比10.0%減)、営業利益1200億円(前期7087億3800万円の赤字)、純利益1000億円(同4600億1300万円の赤字)の従来予想を据え置いている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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