京都銀行、欧州大手証券はミスプライス是正を期待しアップグレード
京都銀行<8369>が急伸。買い気配で始まり、今日の高値圏で推移している。
クレディ・スイス証券では、京都銀行の時価総額を保有株式時価が上回る逆転現象が発生し、その差は1000億円に達していると指摘。過去、こうした逆転現象は金融危機時(邦銀大手行への公的資金注入、リーマン・ショック)に発生しているものの、市場の安定化とともに正常化し、逆転現象は解消していると解説。京都は国内資金利益への依存度が高く、マイナス金利の影響は大きいとしながらも、貸出金の伸びが順調なことや外債を含む運用多角化を実施していることから、銀行の業績悪化は地銀平均を下回るとみて、ミスプライス是正が期待できると分析。
レーティングを「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価は890円から830円に引き下げている。
《MK》
株探ニュース
クレディ・スイス証券では、京都銀行の時価総額を保有株式時価が上回る逆転現象が発生し、その差は1000億円に達していると指摘。過去、こうした逆転現象は金融危機時(邦銀大手行への公的資金注入、リーマン・ショック)に発生しているものの、市場の安定化とともに正常化し、逆転現象は解消していると解説。京都は国内資金利益への依存度が高く、マイナス金利の影響は大きいとしながらも、貸出金の伸びが順調なことや外債を含む運用多角化を実施していることから、銀行の業績悪化は地銀平均を下回るとみて、ミスプライス是正が期待できると分析。
レーティングを「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価は890円から830円に引き下げている。
《MK》
株探ニュース