ワイエイシイの強さ光る、ドライエッチング装置に有機EL特需期待
ワイエイシイ<6298>が全体軟調相場に抗して上値指向、4ケタ大台復帰を意識する展開にある。米アップルが来年に発売予定のiPhoneに有機ELを採用する構えにあることで、サムスンやLGなど量産体制を確立している韓国大手メーカーによる中小型液晶パネルへの巨額投資が注目されている。国内ではシャープ<6753>とジャパンディスプレイ<6740>のパネルメーカー2社も有機EL分野に経営資源を傾注する構えにあり、製造装置や部材を手掛ける企業に特需が期待されている。そのなか、ワイエイシイはプラズマドライエッチング装置で群を抜く商品シェアを有し、有機EL向けでこの好環境を享受する可能性が高いとみられているようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)