ハウスドゥ---京町家風ブランドプロジェクトで簡易宿所(旅館)事業の運営準備を開始
ハウスドゥ<3457>は2日、京都市中京区に京町家をコンセプトとした簡易宿所(素泊まり旅館)の建設および運営準備を開始したことを発表。素泊まり旅館「京町 離宮」というブランドで事業展開を図る。
強みである不動産情報力と、京都創業の企業として京町家のリフォームを数多く手がけた実績を活かし、京町家をコンセプトとした素泊まり旅館「京町 離宮」の提供を進めていく考え。今後、簡易宿所として旅館業の許可を取得できる物件を、収益不動産として投資家へ仲介販売、また、同社にて一括借上や運営管理受託の業務を行っていくとしている。
京都は人気観光地を中心に客室の不足や価格の高騰といった状況により、「民泊」の活性化が期待されている。同社は、簡易宿所の新規開業により、客室不足への対応だけでなく空家・空地を活用する一つの手段としても期待できることから、今後は旅館業の取得を前提に「京町 離宮」建設用地および中古町家の取得および借上を積極的に行っていく考え。
《TN》
提供:フィスコ