任天堂が大幅5日続落、17年3月期大幅増益予想も市場予想を下回る
任天堂<7974>が大幅5日続落となっている。27日の取引終了後に発表した17年3月期の連結業績予想が、売上高5000億円(前期比0.9%減)、営業利益450億円(同36.9%増)、純利益350億円(同2.1倍)と大幅増益を見込むものの、営業利益で営業利益で600億円強を見込んでいた市場予想を大きく下回ることが嫌気されている。
今期は、「ニンテンドー3DS」向けに大型タイトルを発売する予定のほか、17年3月に新型ゲーム機「NX」を発売し収益貢献を見込む。スマートフォン向け新作ソフトの投入なども寄与し大幅増益を見込む。為替前提は1ドル=110円、1ユーロ=125円としている。
16年3月期は、売上高5044億5900万円(前の期比8.2%減)、営業利益328億8100万円(同32.7%増)、純利益165億500万円(同60.6%減)だった。ダウンロード販売が伸長した一方、大型タイトルが少なかったことや「3DS」や「Wii U」の販売が苦戦した。
なお、この日の寄り前には、米国法人が保有する大リーグ球団シアトルマリナーズ運営会社の株式の一部を売却することで交渉を始めると発表。成立すれば球団筆頭オーナーでなくなる予定だが、業績予想には織り込んでいないとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
今期は、「ニンテンドー3DS」向けに大型タイトルを発売する予定のほか、17年3月に新型ゲーム機「NX」を発売し収益貢献を見込む。スマートフォン向け新作ソフトの投入なども寄与し大幅増益を見込む。為替前提は1ドル=110円、1ユーロ=125円としている。
16年3月期は、売上高5044億5900万円(前の期比8.2%減)、営業利益328億8100万円(同32.7%増)、純利益165億500万円(同60.6%減)だった。ダウンロード販売が伸長した一方、大型タイトルが少なかったことや「3DS」や「Wii U」の販売が苦戦した。
なお、この日の寄り前には、米国法人が保有する大リーグ球団シアトルマリナーズ運営会社の株式の一部を売却することで交渉を始めると発表。成立すれば球団筆頭オーナーでなくなる予定だが、業績予想には織り込んでいないとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)