キヤノン---大幅続落、想定以上の下振れ決算を嫌気
キヤノン<7751>は大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は401億円で前年同期比39%減益、通期予想は従来の3600億円から3000億円に下方修正している。通期の市場コンセンサスは3400億円前後であり、円高の影響に伴う下振れ懸念は強かったものの、下振れ幅は想定以上との見方に。円高影響のほか、LBPの販売減少も響く格好になったようだ。4%台後半の高い配当利回り水準は下支えになるが、株価上昇のカタリストに欠けるといった指摘も。
《WA》
提供:フィスコ