SMKが急落、17年3月期営業利益26%減予想で売り集中
SMK<6798>が急落、一時17.7%安と下げが際立った。同社はコネクター、スイッチなど機構部品メーカー大手だが、収益環境の先行きには逆風が強い。26日取引終了後に発表した17年3月期の連結業績予想では、売上高が760億円(前期比1.6%減)、営業利益は31億円(同25.7%減)、最終利益は23億円(同14.1%減)を見込んでおり、これがネガティブ視した売りを呼び込んだ。
電子部品は米国を中心とした車載向けの需要拡大が引き続き見込まれるものの、前期好調だったスマートフォン、タブレットなどの端末市場では中国市場での飽和感などによる需要鈍化が重荷となる。為替想定レートは1ドル=110円。
なお、16年3月期連結決算は売上高772億600万円(前の期比16.6%増)、営業利益41億7100万円(同97.4%増)、最終利益26億7800万円(同35.1%増)だった。車載向けコネクターが好調で収益を押し上げており、営業利益は前期比倍増近い伸びを示した。年間配当は創立90周年記念配当4円を含む14円を実施する。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
電子部品は米国を中心とした車載向けの需要拡大が引き続き見込まれるものの、前期好調だったスマートフォン、タブレットなどの端末市場では中国市場での飽和感などによる需要鈍化が重荷となる。為替想定レートは1ドル=110円。
なお、16年3月期連結決算は売上高772億600万円(前の期比16.6%増)、営業利益41億7100万円(同97.4%増)、最終利益26億7800万円(同35.1%増)だった。車載向けコネクターが好調で収益を押し上げており、営業利益は前期比倍増近い伸びを示した。年間配当は創立90周年記念配当4円を含む14円を実施する。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)