富士通ゼが急反発、今期経常は19%減益も2円増配へ
22日、富士通ゼネラル <6755> が決算を発表。16年3月期の連結経常利益は前の期比7.1%減の258億円になり、続く17年3月期も前期比18.9%減の210億円に減る見通しとなった。ただ、前期の年間配当を18円→20円(前の期は18円)に増額し、今期も前期比2円増の22円に増配する方針とした。6期連続の増配となり、これを好感した買いが向かったようだ。株価は上場来高値を更新した。
前期は中東を中心に海外で空調機の販売が伸びたものの、消防システムの販売減少に加え、為替差損の発生が収益を圧迫した。今期は主力の空調機の海外向け販売が拡大し3.2%の増収を見込むが、更新案件の終息に伴う消防システムの減収が響き利益は大幅マイナスとなる見通し。
株探ニュース
前期は中東を中心に海外で空調機の販売が伸びたものの、消防システムの販売減少に加え、為替差損の発生が収益を圧迫した。今期は主力の空調機の海外向け販売が拡大し3.2%の増収を見込むが、更新案件の終息に伴う消防システムの減収が響き利益は大幅マイナスとなる見通し。
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