ナノキャリア<
4571>が急騰で新値街道をまい進、2014年6月以来の2000円大台回復を目前にとらえている。薬物デリバリーシステムに強みを持つ創薬ベンチャーで、研究開発費先行で赤字体質ながら国内外で治験を複数有しており、新薬開発に期待が大きい。ミセル化ナノ粒子製剤による副作用の少ない抗がん剤開発を進めている。卵巣がん、非小細胞肺がん、乳がん、胃がんなどの適応症で普及している抗がん剤パクリタキセルでは、パクリタキセルミセル(NK―105)を日本化薬<
4272>に導出済みで、同社で臨床試験を進め、現在フェーズ3段階にある。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)