関西電力が急落、高浜原発3・4号機の運転停止仮処分を嫌気
関西電力<9503>が急落。9日に福井県の高浜原子力発電所3号機と4号機について、大津地方裁判所が稼働中の原発に対して初となる運転の停止を命じる仮処分の決定を出したことが嫌気されている。
大津地方裁判所では「住民の生命や財産が脅かされるおそれが高いのに、関西電力は安全性の確保について説明を尽くしていない」としており、稼働中の3号機の原子炉については、10日午前10時頃から停止作業に入り、午後8時頃に停止する予定としている。関西電力では、原発再稼働による火力燃料費の削減などを想定して5月1日からの電力料金値下げを表明していたが、今回の稼働停止で料金値下げの実施は厳しい状況になり、4月1日からの電力自由化後の競争激化への不安が台頭している。他の原発再稼働への不安から関西電力以外の電力各社も軒並み売られている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
大津地方裁判所では「住民の生命や財産が脅かされるおそれが高いのに、関西電力は安全性の確保について説明を尽くしていない」としており、稼働中の3号機の原子炉については、10日午前10時頃から停止作業に入り、午後8時頃に停止する予定としている。関西電力では、原発再稼働による火力燃料費の削減などを想定して5月1日からの電力料金値下げを表明していたが、今回の稼働停止で料金値下げの実施は厳しい状況になり、4月1日からの電力自由化後の競争激化への不安が台頭している。他の原発再稼働への不安から関西電力以外の電力各社も軒並み売られている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)