村田製、アルプス電などが大幅高、新型iPhoneの受注に期待感
村田製作所<6981>が一時約1000円の上昇で1万4400円台を回復、アルプス電気<6770>も12%を超える上げをみせ東証1部値上がり率上位に買われるなど、主力電子部品株の戻りが際立っている。
いずれも年初から中国でのスマートフォン需要の減速などを嫌気材料に大幅な調整を強いられていたが、ここにきて流れが変わってきた。2月末に、昨年12月の日本の電子部品メーカーの世界出荷額が2年10カ月ぶりに前年実績を下回ったことが伝わったが、反応は限定的で悪材料に対する打たれ強さも顕在化している。
足もとでは円安の進行に加え、米アップル株が前日に4%高と戻り足を強め、米国株上昇の牽引役となったことから、サプライヤーリストに指定されている日本の電子部品メーカーにも物色人気が波及した。
また、ファンダメンタルズ面からも買い戻しに動く背景はある。業界では米アップルの新型iPhoneが今秋発売されるとみられており、発売時期から逆算して春先には電子部品メーカーの受注に反映されるとの読みが働いている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
いずれも年初から中国でのスマートフォン需要の減速などを嫌気材料に大幅な調整を強いられていたが、ここにきて流れが変わってきた。2月末に、昨年12月の日本の電子部品メーカーの世界出荷額が2年10カ月ぶりに前年実績を下回ったことが伝わったが、反応は限定的で悪材料に対する打たれ強さも顕在化している。
足もとでは円安の進行に加え、米アップル株が前日に4%高と戻り足を強め、米国株上昇の牽引役となったことから、サプライヤーリストに指定されている日本の電子部品メーカーにも物色人気が波及した。
また、ファンダメンタルズ面からも買い戻しに動く背景はある。業界では米アップルの新型iPhoneが今秋発売されるとみられており、発売時期から逆算して春先には電子部品メーカーの受注に反映されるとの読みが働いている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)