ジグソー<3914>---前期は大幅な増収増益での着地、今期はIoT市場のシェア獲得に動く
ジグソー<3914>は、12日に15年12月期単独本決算を発表している。売上高は前期比29.9%増の6.57億円、営業利益は同152.1%増の1.56億円、経常利益は同138.8%増の1.47億円、最終利益は同20.2%増の9500万円となった。
全IoT端末から送信されるデータを自動受信・検知・制御するためのIoT OS「SINGULARITY」によるIoTデータコントロールサービス「IoT-A&A Service」の提供開始や、インターネットサービスにおける人の目による確認作業を代替可能な「コンポーネント型自動チェックロボット:ABR(Auto Browsing Robot)」をリリースするなど、より一層質の高いサービスを提供することで、既存案件の積み上がり及び新規案件の獲得を推進したとしている。
世界のIoT市場規模は20年には365兆円に拡大するとされており、その1%のシェア獲得に向けて、16年より本格的に動き出すとのこと。なお、今後1年間に拡大していく業績の予想を合理的に行うことは困難であると判断し、16年12月期の連結業績見通しは未定としている。
《SF》
提供:フィスコ