CANBASがカイ気配で推移、東大と共同研究契約を締結
キャンバス<4575>がカイ気配でスタートし、その後も気配値を切り上げる展開となっている。9日の取引終了後、東京大学医学部附属病院との間で、CANBASが創出し開発中の抗がん剤候補化合物「CBP501」の膵臓がん発症モデルマウスによる薬効試験について共同研究契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
この共同研究では、「CBP501」の単独投与や他の抗がん剤との併用投与による膵臓がんへの薬効を、膵臓がん発症モデルマウスを用いて確認するのが目的。「CBP501」は、がん細胞に特異的にプラチナ系抗がん剤の作用を増強することに加え、最近になって、がん微小環境に作用することが判明しており、従来は難治性がんで最新の免疫チェックポイント抗体も無効とされている膵臓がんでも、薬効が発揮されることが期待されているという。なお、同件による16年6月期業績への影響はないとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
この共同研究では、「CBP501」の単独投与や他の抗がん剤との併用投与による膵臓がんへの薬効を、膵臓がん発症モデルマウスを用いて確認するのが目的。「CBP501」は、がん細胞に特異的にプラチナ系抗がん剤の作用を増強することに加え、最近になって、がん微小環境に作用することが判明しており、従来は難治性がんで最新の免疫チェックポイント抗体も無効とされている膵臓がんでも、薬効が発揮されることが期待されているという。なお、同件による16年6月期業績への影響はないとしている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)