トランスGがカイ気配で推移、日本における「ヒト化マウスの開発」特許が成立
トランスジェニック<2342>がカイ気配でスタートし、その後も気配値を切り上げる展開となっている。9日の取引終了後、熊本大学(熊本市中央区)と共同国際特許を出願していた「ヒト化マウスの開発」に関して、日本において特許が成立したと発表しており、これを好感した買いが先行している。
今回成立した特許は、同社と熊本大学生命資源研究・支援センター山村研一シニア教授(同社技術統括担当取締役)のグループとで、より有用なモデル動物の創出を目指して共同研究していた「ヒト化マウス」の研究成果の権利化を図ったもの。ヒト臓器を保有するマウスは、ヒト疾患モデルマウスの作製や病態解析、治療法の検証、薬物代謝の検討に有用であり、同社のCRO(医薬品開発業務受託機関)事業での非臨床試験受託とのシナジー創出が可能なことから、今後の成長戦略のドライバーになるものと期待しているという。なお、同件の16年3月期の業績への影響は軽微としている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
今回成立した特許は、同社と熊本大学生命資源研究・支援センター山村研一シニア教授(同社技術統括担当取締役)のグループとで、より有用なモデル動物の創出を目指して共同研究していた「ヒト化マウス」の研究成果の権利化を図ったもの。ヒト臓器を保有するマウスは、ヒト疾患モデルマウスの作製や病態解析、治療法の検証、薬物代謝の検討に有用であり、同社のCRO(医薬品開発業務受託機関)事業での非臨床試験受託とのシナジー創出が可能なことから、今後の成長戦略のドライバーになるものと期待しているという。なお、同件の16年3月期の業績への影響は軽微としている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)