IHIが一時17%安、最終赤字転落を嫌気 今期3度目の下方修正
IHI<7013>が大幅続落。株価は一時、前日比43円(17.4%)安の204円まで売られている。2日の取引終了後、16年3月期の連結業績予想の下方修正を発表し、最終赤字に転落する見通しとなったことが嫌気された。売上高は1兆5800億円から1兆5500億円(前期比6.5%増)へ見直し、最終損益は180億円の黒字から300億円の赤字(前期90億8200万円の黒字)へ修正した。同社の業績下方修正は今期3度目。
原油安による海外向けガスプロセス案件の受注期ずれや一部工事の進ちょくの遅れなどの影響で、資源・エネルギー・環境事業が計画を下回る。さらに、前年度に発生したトルコのイズミット湾横断橋建設工事の足場(キャットウォーク)落下事故などに伴う工事遅延により請求される可能性のある契約納期遅延費用を特別損失として計上する。この業績修正を受け、3円を予定していた期末配当は無配とし年間ベースでは3円配当(前期比3円減)となる。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
原油安による海外向けガスプロセス案件の受注期ずれや一部工事の進ちょくの遅れなどの影響で、資源・エネルギー・環境事業が計画を下回る。さらに、前年度に発生したトルコのイズミット湾横断橋建設工事の足場(キャットウォーク)落下事故などに伴う工事遅延により請求される可能性のある契約納期遅延費用を特別損失として計上する。この業績修正を受け、3円を予定していた期末配当は無配とし年間ベースでは3円配当(前期比3円減)となる。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)