NECが急落で昨年来安値更新、第3四半期最終利益99%減でネガティブサプライズ
NEC<6701>が急落。同社が28日取引終了後に発表した16年3月期第3四半期累計(2015年4月~12月)の連結決算は、売上高が1兆9490億9600万円(前年同期比2.6%減)と減収で、営業利益は182億6500万円(同48.7%減)、最終利益は3億4200万円(同98.5%減)といずれも大幅減益となった。特に最終利益は損益均衡レベルまで落ち込んでおり、これが大きく嫌気された。
前期の官公庁向け大型案件が剥落したことに加え、通信インフラ関連も国内が低調だった。業績予想は従来見通しを据え置いているが、売上高が会社側想定を下回る可能性があり、最終利益650億円(同13.4%増)は下振れリスクが意識されている。
株価は昨年2月3日につけた安値319円を一気に下抜け、約1年ぶりに昨年来安値更新となった。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
前期の官公庁向け大型案件が剥落したことに加え、通信インフラ関連も国内が低調だった。業績予想は従来見通しを据え置いているが、売上高が会社側想定を下回る可能性があり、最終利益650億円(同13.4%増)は下振れリスクが意識されている。
株価は昨年2月3日につけた安値319円を一気に下抜け、約1年ぶりに昨年来安値更新となった。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)