大阪チタが年初来安値更新、営業赤字が嫌気される
大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>は年初来安値更新、一時前日比196円安の1975円まで売られた。28日取引終了後に発表した第3四半期累計(15年4~12月)単体決算が、売上高321億2100万円(前年同期比7.3%増)、営業損益は7億9800万円の赤字(前年同期20億1600万円の黒字)、最終損益は3億5200万円の赤字(同19億4300万円の黒字)となり、減益に終わったことが嫌気されている。
チタン事業では、国内ユーザー向けの在庫調整が15年3月期で概ね終了したことと、一般産業用展伸材需要が回復基調で推移したことが売上高増加につながった。一方、スポンジチタンの販売数量の増加による電力の切り替えに伴うコスト増やポリシリコンの出荷が遅延したことなどが減益の要因としている。
なお、通期業績は従来見通しを据え置いている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
チタン事業では、国内ユーザー向けの在庫調整が15年3月期で概ね終了したことと、一般産業用展伸材需要が回復基調で推移したことが売上高増加につながった。一方、スポンジチタンの販売数量の増加による電力の切り替えに伴うコスト増やポリシリコンの出荷が遅延したことなどが減益の要因としている。
なお、通期業績は従来見通しを据え置いている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)