オムロンがウリ気配、１６年３月期業績下方修正と減配受け売りかさむ

　オムロン<6645>がウリ気配スタート。同社は２８日取引終了後、１６年３月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を８６００億円から８３５０億円（前期比１．４％減）へ、営業利益を７００億円から６２０億円（同２８．４％減）へ、最終利益を５３５億円から４７５億円（同２３．６％減）へそれぞれ減額した。

　中国スマートフォン市場の伸び悩みが顕著となっていることなどを背景に、バックライトの落ち込みが収益を押し下げている。年間配当も前回予想から６円減額の６８円とし前期比３円減配となることで、これを嫌気する売りがかさんでいる。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）