アイサンテクノが大幅高、フォードとグーグル提携観測が刺激に
アイサンテクノロジー<4667>が大幅高で続伸、一時780円高の6760円まで上値を伸ばした。同社は高精度の3次元マップなどを手掛け、自動運転車分野のキーカンパニーとして存在感を示す。来年のIPO予備軍としてひと際注目されるZMPとの連携も厚く、折に触れ投機資金を呼び込むが、直近では米フォードと米グーグルが自動運転の開発生産で提携交渉を進めていることが伝わり、株価を強く刺激する格好となっている。
自動運転は段階的に進化のプロセスをたどり、ドライバーの操作を全く必要としない完全自動化された段階である「レベル4」を最終着地点として、世界的に関連企業の研究開発が進捗している。
そのなか、異業種の巨人であるグーグルが同分野に多大な興味を示し、技術的にも他社にはない独自の知見を有しており、完全自動運転の実現による無人配送などの新たな価値創出に向けた青写真を描いている。今回のフォードとの提携観測は、その動きを裏付けるものだが、同時に完全自動運転では高精度デジタルマップが必要不可欠になることで、アイサンテクノの株価再評価にもつながっているようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
自動運転は段階的に進化のプロセスをたどり、ドライバーの操作を全く必要としない完全自動化された段階である「レベル4」を最終着地点として、世界的に関連企業の研究開発が進捗している。
そのなか、異業種の巨人であるグーグルが同分野に多大な興味を示し、技術的にも他社にはない独自の知見を有しており、完全自動運転の実現による無人配送などの新たな価値創出に向けた青写真を描いている。今回のフォードとの提携観測は、その動きを裏付けるものだが、同時に完全自動運転では高精度デジタルマップが必要不可欠になることで、アイサンテクノの株価再評価にもつながっているようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)