UMNが4連騰、化血研問題でインフルエンザ関連として思惑働く
UMNファーマ<4585>が4連騰。株価は一時、前日比349円高の2160円まで買われる場面もあった。熊本市の化学及血清療法研究所(化血研)が国の承認していない方法で血液製剤を製造していた問題で、厚生労働省は行政処分が下す方針が伝えられているが、化血研はインフルエンザワクチン製造でも高シェアを有していることから、今後のシェアの変動にも影響があるとみられている。その半面、インフルエンザワクチンを手掛ける銘柄には関心が高まっており、UMNもその一角。注目されているアステラス製薬<4503>との共同開発による季節性インフルエンザ治療薬は、承認が遅れているものの、16年12月期には承認が得られるとみられており、業績への貢献が期待されている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)