スタンレーが中国リスクで急落、16年3月期予想減額で衝撃的な下げ
スタンレー電気<6923>が急落、前日比400円を超える下げで値下がり率トップ、約1カ月ぶりに2300円台を割り込んだ。同社は28日取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表、営業利益を430億円から388億円(前期比2.0%増)へ、最終利益を280億円から255億円(同1.2%増)へ下方修正しており、これがネガティブ視されるかたちで売りの洗礼を浴びた。同社は海外売上比率が6割を超え、中国向け売上依存度が高いことでも知られる。中国ではここ景気減速が確認されるなか、自動車関連分野にも先行き不透明感が強まっており、同社が手掛けるランプ類の受注が減少する見通しとなったことが利益予想減額の背景となっている。
スタンレー電の株価は10時25分現在2297円(▼407円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
スタンレー電の株価は10時25分現在2297円(▼407円)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)