サンワテクノス---第1四半期純利益12%増、産業機械・半導体製造装置向け好調
サンワテクノス<8137>が28日に発表した2016年3月期第1四半期(15年4-6月)決算は、売上高が前年同期比9.3%増の254.78億円、営業利益が同12.7%減の3.66億円、経常利益が同2.1%減の4.89億円、四半期純利益が同12.6%増の3.44億円だった。
部門別業績では、電機部門の売上高が前年同期比8.6%増の46.64億円。産業機械業界向け及び半導体製造装置向けのサーボモータの販売が増加。電子部門の売上高は同13.8%増の196.09億円。産業用ロボット向け及びアミューズメント向けの電子部品の販売が増加した。
一方で機械部門の売上高は同32.6%減の12.04億円だった。設備向けの産業ロボットの販売が増加したが、液晶搬送設備向けの設備機器の販売が減少した。
16年3月期通期については、売上高が前期比6.9%増の1190.00億円、営業利益が同0.8%増の35.00億円、経常利益が同1.0%増の38.00億円、純利益が同1.3%増の25.00億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ