キャンバスが買い気配、バイオマーカー研究に関する論文が掲載
23日、CANBAS <4575> [東証M]が、開発中の抗癌剤候補化合物「CBP501」のバイオマーカー研究に関する論文が、米国の著名な論文誌「Molecular Cancer Therapeutics」オンライン版に掲載されたと発表したことが買い材料。
同論文で、同社の研究グループは「CBP501」の効果を予測するバイオマーカーの同定を目的に、28種類の非小細胞肺癌細胞株を用いて遺伝子発現解析などを行った結果、「CBP501」感受性と因果関係を持つバイオマーカー候補として、転写因子Nrf2(ならびにNrf2の発現制御を受ける遺伝子群)を同定したことを明らかにした。
この研究成果をもとに、今後、「CBP501」投与により高い効果を期待できる対象患者をあらかじめ選別する、患者層別化バイオマーカー(コンパニオン診断薬)として開発することを検討するとしており、その実用化による将来的な業績貢献に期待する買いが向かった。
(「株探」編集部)
同論文で、同社の研究グループは「CBP501」の効果を予測するバイオマーカーの同定を目的に、28種類の非小細胞肺癌細胞株を用いて遺伝子発現解析などを行った結果、「CBP501」感受性と因果関係を持つバイオマーカー候補として、転写因子Nrf2(ならびにNrf2の発現制御を受ける遺伝子群)を同定したことを明らかにした。
この研究成果をもとに、今後、「CBP501」投与により高い効果を期待できる対象患者をあらかじめ選別する、患者層別化バイオマーカー(コンパニオン診断薬)として開発することを検討するとしており、その実用化による将来的な業績貢献に期待する買いが向かった。
(「株探」編集部)