ライトワークス <
4267> [東証G] が7月18日昼(12:00)に配当修正を発表。従来無配としていた24年1月期の上期配当を8円(前年同期は10円)実施するとし、下期配当は従来計画の10円→24円に大幅増額修正した。年間配当は32円(前期は1→2の株式分割前で28円)となる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1.決議の理由 当社グループは、『ミライの「はたらく」を、明るくする』という経営方針のもと、LMS(Learning Management System)市場においてクラウドで提供される人材開発のプラットフォーム「CAREERSHIP」を用いたHCMプラットフォーム提供サービスと、学習塾経由のオンライン英会話レッスン「OLECO」およびBtoCのオンライン
»続く
英会話レッスン「クラウティ」を用いたHCMクラウドを活用したオンライン英会話サービスの2つのサービスを展開しております。 LMS市場の成長は著しく、その成長に対応するため特に「CAREERSHIP」のメジャーバージョンアップ開発への投資を積極的に行った結果一時的に収益性が低下しておりますが、メジャーバージョンアップ開発が来期で完了する目途が立ったことにより、収益性は徐々に改善する見込みであります。改善によって得られる収益は、今後の成長投資と株主還元に充当いたしますが、今後の成長投資はより多様化かつボーダーレス化するLMS市場を見据え、自社での対応だけではなく資本提携を含むM&Aでの対応が必要な状況であると認識しております。この状況を踏まえ、今後の方針について取締役会にて議論がなされた結果、収益性を重視した経営戦略の立案と的確なM&Aを行っていくことが重要と判断し、以下の議案の決議を行いました。2.決議の内容 以下3議案の決議を行いました。(1) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等に連結ROEを設定する 収益性を重視した経営戦略を行うべく、新たに連結ROEをKPIとして設定し、収益性と株主還元を適切に行ってまいります。 (変更前) 成長市場で事業を展開している当社グループは、経営指標として売上高、営業利益を重視しております。尚、当社グループの事業の特徴としてソフトウエアの減価償却が大きな影響を及ぼします。そのため経営指標としてEBITDAについても活用することで収益性を把握することとしております。 (変更後) 成長市場で事業を展開している当社グループは、経営指標として売上高、営業利益を重視しております。尚、当社グループの事業の特徴としてソフトウエアの減価償却が大きな影響を及ぼします。そのため経営指標としてEBITDAおよび連結ROEについても活用することで収益性および資本効率性を把握することとしております。(2) 配当政策の基本方針の変更 成長戦略の一環であるM&Aは厳選して行っていくため、必ずしも毎期発生するものではありません。そのため、M&Aを行わない場合は、内部留保が積みあがることが想定されます。上記(1)で掲げたとおり、収益性および資本効率性の観点、そして株主還元の観点から内部留保の有効活用を目的とし、積極的な株主還元を行うべく、配当政策を変更します。これまでは連結配当性向を30%程度に設定してきましたが、これを100%とします。なお、当該変更は2026年1月期までとし、その後の継続については再度検討いたします。 (変更前) 当社グループは、株主への利益還元を経営の重要課題であると認識しております。利益配分につきましては、事業の更なる成長のため、経営基盤の強化のために内部留保を確保しつつ、安定的な配当の継続を実施していくことを基本方針としております。 (変更後) 当社グループは、株主への利益還元を経営の重要課題であると認識しております。利益配分につきましては、事業の更なる成長のため、資本提携を含めたM&Aを行ってまいりますが、当該事象が発生しない場合には連結配当性向100%を目標と定め、積極的な配当を実施していくことを基本方針としております。なお、当該方針は2026年1月期までとし、その後の継続については再度検討いたします。(3) 期末配当予想の修正(増配)ならびに剰余金の配当(中間配当) 前項のとおり連結配当性向100%を目標と定めたことに伴い、2024年1月期の配当予想を1株32円に修正いたします。また、今期の通期業績の見通し、および2023年5月25日に公表いたしました特別利益の計上などを総合的に勘案し、株主の皆さまの日頃のご支援に応えるため、中間配当金1株8円(普通配当8円、特別配当0円)を実施いたします。
配当予想の修正
決算期 |
修正1株配 |
発表日 |
旧 23.02-07 |
0 |
23/03/17 |
新 23.02-07 |
8 |
23/07/18 |
修正額 |
+8 |
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決算期 |
修正1株配 |
発表日 |
旧 2024.01 |
10 |
23/03/17 |
新 2024.01 |
32 |
23/07/18 |
修正額 |
+22 |
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※上記の業績表について
- ・「連」:日本会計基準[連結決算]、「単」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「U」:米国会計基準、「I」:国際会計基準(IFRS)、「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
- ・決算期表記後の「*」は上場前の決算を示し、2018年以前に新規上場した銘柄では1株あたりの項目は株式分割などによる換算修正は行っていません。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。