さが美、今期最終を一転黒字に上方修正

、特別利益として、社宅３物件の売却により１億２百万円の固定資産売却益および事業構造改善引当金戻入益31百万円を計上。また、退職給付に係る資産の減少等により法人税等調整額が89百万円減少したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回予想と比べて４億44百万円改善する見込みであります。（２）平成29年２月期通期の業績予想（平成28年２月21日～平成29年２月20日）　第３四半期以降の当初計画に対し、当社株式に対する公開買付けの実施および公開買付け終了後に発生する営業外費用の増加が見込まれることと連結子会社の計画下方修正により、営業利益は前回予想を34百万円上廻るものの、経常利益は55百万円下廻ると予想しております。　なお、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、「３．特別利益の計上について」に記載の通り、株式の公開買付けが成立することにより当社の債務が16億円免除されることから同額の特別利益の発生を見込み、17億９百万円の利益計上を見込んでおります。２．個別業績予想（１）平成29年２月期第２四半期個別累計期間の業績予想（平成28年２月21日～平成28年８月20日）　連結業績予想と同様の理由で、経常利益、四半期純利益ともに黒字に改善する見込みであります。（２）平成29年２月期通期の業績予想（平成28年２月21日～平成29年２月20日）　当社株式に対する公開買付けの実施および公開買付け終了後に発生する営業外費用の増加が見込まれるものの、第２四半期累計の利益改善によって通期の利益も改善する見通しであります。３．特別利益の計上について　平成28年８月17日に開示いたしました「AG２号投資事業有限責任組合による当社株式に対する公開買付けに関する意見表明及びAG２号投資事業有限責任組合との資本業務提携契約の締結に関するお知らせ」の通り、当社の株式の55.49％を有するユニーグループ・ホールディングス株式会社（現ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社）が、保有するさが美の全株式をAG２号投資事業有限責任組合が実施する公開買付けに応募し、売却することを決議いたしました。その際、ユニーグループ・ホールディングス株式会社が当社への貸付金34億円のうち、16億円を放棄し18億円をAG２号投資事業有限責任組合に債権譲渡する内容の契約が締結されております。従いまして、この公開買付けが結了する平成28年10月18日をもちまして、16億円の債権放棄が実行されることを想定し、当社は16億円の特別利益を計上する予定であります。