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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 WNIウェザ、マルマエ、日本プロセス (26日引け後 発表分)

WNIウェザ <日足> 「株探」多機能チャートより

 12月26日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 WNIウェザ <4825> [東証P]  ★上期経常は43%増益で着地、株式分割と記念配当の実施も発表
 ◆26年5月期上期(6-11月)の連結経常利益は前年同期比43.3%増の23.2億円に拡大して着地。エネルギー業界や小売りに加え、建設、物流、工場などの新市場でサービス導入が進んだほか、個人向けはアプリユーザーの増加で課金収入や広告収入が伸びた。広告戦略の変更や天候の影響で販促費が減少したことも大幅増益につながった。
  同時に、2月28日の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表。これに伴い、年間配当を従来計画の90円→67.5円に修正したが、実質配当に変更はない。あわせて、創業40周年記念配当(30~35円程度を想定)を実施する方針を明らかにしており、配当増額が期待される。

 福留ハ <2291> [東証S]  ★今期最終を一転黒字に上方修正
 ◆26年3月期の連結最終損益を従来予想の2億6000万円の赤字→3億5800万円の黒字(前期は6億4000万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。投資有価証券売却益1億5800万円が発生したことに加え、本社と研究開発センターの売却に伴う特別利益4億6000万を計上することが上振れの要因。

 マルマエ <6264> [東証P]  ★9-11月期(1Q)経常は48%増益で着地
 ◆26年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期非連結比47.9%増の6.5億円に拡大して着地。前期に子会社化したKMアルミニウムの業績上積みが寄与し、売上高42.4億円と前年同期比2.2倍の大幅増収を達成した。IT器材分野で半導体ターゲット材やCVD工程向け消耗品の販売が好調だった。

 日本プロセス <9651> [東証S]  ★上期経常は一転15%増益で上振れ着地
 ◆26年5月期上期(6-11月)の連結経常利益は前年同期比15.1%増の7.5億円に伸び、従来の4.4%減益予想から一転して増益で着地。自動車システムは自動運転・先進運転支援関連が拡大したほか、車載情報関連も新規案件の獲得で好調だった。また、半導体市場の回復を背景にストレージデバイス開発が増勢だった組込システム、官公庁向けクラウド案件などが伸長した産業・ICTソリューションをはじめ、すべてのセグメントで増収増益を達成した。


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