タカショー、上期経常を一転34％減益に下方修正

ち上がりが遅れたことによるガーデン用品の売上の伸び悩み、また梅雨入りが早まり梅雨の期間が長引くなどの異常気象により、日除け商品の売上が大きく減少したことから計画を下回りました。　また利益面においても、製造原価が圧縮できたものの為替の影響による売上総利益率の減少ならびに今後の売上拡大を目的とした先行投資となる生産設備の導入や営業拠点強化および経営の多角化への対応・業務効率の改善を目的とした基幹システムの導入等による営業費用の増加により第２四半期連結累計期間につきましては、前回予想値よりも利益が減少する見込みであります。　当社グループは、庭は家での暮らしにおける５番目の部屋であるという考え方「５thROOM」（フィフスルーム）に基づき、庭からできる省エネ、節電、安全をテーマとした「SMART LIVING GARDEN」（スマートリビングガーデン）による自然や季節を楽しみ、心地良い庭での暮らしを目的とする新商品の拡充と市場への啓発活動を行いました。　その結果、プロユース部門の売上高においては、昨年より本格的に参入し積極的に投資してまいりました、エクステリア市場向け商品（アルミ製人工木「エバーアートウッド」を用いた「アートポート」シリーズや「アートフェンス」シリーズ）の販売が顕著に推移したことや、またこれらを構成する部材である「エバーアートウッド」がガーデンエクステリアとして使用されるほか、建材としても使用されることや、非住宅分野向けに立ち上げました景観建材事業部の販売も順調に推移してまいりました。さらに、夜の庭を演出する「光」について、当社認定制度である「エクステリア＆ガーデンライティングマイスター制度」の認定者（現在、約3,200名）の拡大を図り、ローボルト（12ボルト）LEDライトならびに100ボルトLEDライト等の新アイテムを市場に投入したこと等により、照明機器の販売が堅調に推移したことにより増加し、また海外展開におきましても、中国子会社の工場において品質基準の強化や在庫管理機能とデリバリー体制の構築を図ったことにより、販売子会社の売上が順調に増加しております。　なお、消費税増税による個人消費の動向は依然として不透明な状況にあり、現時点において通期業績への影響を見極めることは困難であることから、平成26年３月６日に公表した通期業績予想に変更はありません。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいており、実際の業績は当社を取り巻く様々な要因により予想値と異なる場合があります。